小さい頃にかあさんと摘んだ赤い実を見てこぞうさんが、かあさんに逢いたくなったのは、こぞうさんでもやっぱり幼い子どもに違いないから仕方がないことだと思いました。泣き虫のこぞうさんが我慢して泣かなかったのに、和尚さんがいつまでも帰ってこないこぞうさんを心配して一心に拝んでいる姿に感動して泣いてしまったのが、もらい泣きしてしまいました。竜のかあさんも迷子になっていたぼうやを見つけると嬉しくて素直に泣いて喜んでいるのがやっぱりどの母親でも一緒なんだと思いました。ぼうやを助けてくれたお礼に竜の玉を下さったのも人間より
情け深いと思いました。こぞうさんは、きっと偉いお坊さんになると思いました。