小学1年生の息子が、今教室で人気があるよって教えてくれました。(2010年の課題図書に入っています)
息子の宿題には毎日詩の朗読があります。小1で習う詩ですから、易しくて楽しいものばかりですが、息子はあまり好きではない様子。僕も小学生の頃を思い返せば、“詩”と聞くとなんとなく構えてしまったり、なんだか緊張する存在だった気もします。
この本の主人公もそんな一人みたいです。この本は、苦手だという彼がまっすぐに詠んだ型破りな詩が笑えて、息子たちの間で人気があるんでしょう。優等生の「せみ」の詩は、唸ってしまうほど素晴らしいですが、如何ともしがたいセンスの違いを感じてしまいます。出来はともあれ、詩の基本は、まず楽しむこと。自分で苦手だとわかっている子は、いずれできるようになると思うな。
ほらやっぱり、最後に良い詩ができましたよ。とっておきかぁ‥誰にも見せられないのが勿体ないほど、いい詩だなぁ!