いろいろなくらべっこをする絵本です。
大きさ、高さを2匹でくらべっこするのですが、もっと大きい、もっと高い動物が次のページに登場します。ねずみが「おおきいね」とやぎに言い、やぎが「ちいさいね」とねずみに言うので、「おおきい・ちいさい」という言葉を混乱させないためにも、小さい子どもには、最初は、主語をちゃんと付け加えて読み聞かせをしたほうがいいかもしれません。
最後に、ぞうとねずみが「でも いろは おんなじ。」といってくらべっこをします。でもぞうは、「きみも ぞういろ」と言い、ネズミは「きみも ねずみいろ」と言います。「みんな いろいろ。」で、ラストのページは締めくくられていますが、これは、みんないろいろな「大きさ・高さ・長さ・太さ・重さ・色」だねと言っているのでしょう。
この絵本で、「ねずみより重い動物はなんだ。」というようにクイズとして親子で楽しんでみたら面白いかもしれません。