水を求めてふるさとへ移動したひいおばあさんゾウ。
再び住み慣れた森へ帰ります。
途中に蚊の群れ、少し恐ろしい光景です。
そして、帰途、この群れ達がしたことは驚きです。
行きの途中で死んだゾウの骨を探し出し、持ち帰るというのです。
これも実話に基づいたエピソード。
ああ、何という愛情でしょう。
そして、題名にもある「かれえだ」でする行為。
なんて荘厳な光景でしょう。
そしてこの作品でも、人間の気配があります。
象牙、何という背徳行為でしょうか。
ゾウたちの生き様を知った今、人間の愚かさを実感しました。