この作者さんの本はどれも子供相手と思えないほど深いんです。この本もラストが泣けます!
なにげなくつぶやいた「おまえ うまそうだな」で、自分の名前をウマソウだと思い込み、パパと慕う姿。キュンとして、食べるのではなく生き方・戦い方を教えます。パパのために毎日赤い実をとりにいくウマソウも感動的。でもラストで、ウマソウを同類(親?)にあわせてあげようとする主人公が泣けて仕方なかったです。
3歳の娘はまだ泣きませんが、もう少し大きくなったらこれで泣けること間違いなしです。とりあえずママは泣きました。大人も泣けます。
ぜひ買って読んで欲しい本です。アニメにもなったようですね。