春から小学校にあがった娘は、ランドセルの中にいつでも筆箱を
入れて学校に通います。そんな娘がきっと楽しめるのではないかな?と
思ってこの絵本を読みました。
じぃんとしちゃった。ちいさいキルル、静かだけれど、物語は
とっても壮大で満天の星空や、長い長い時の流れが見えるようでした。
ときどきちいさな火をふく、キルルに私も会いたいなあと思うけれど、
本当に困った時にしか会えないのだろうから、会えなくていいのかも
しれません。
一緒にこの絵本を読んだ娘も、キルルのことを50年経っても忘れません
ように。ときどきは筆箱の中をのぞいてくれますように。