弟くまの初めての森に、何もかも初めての挑戦におかあさんくまもおにいさんくまも弟に優しく教えます。淡い絵もとても優しいです。山の麓にある大きな池では、仲間たちが笑顔で迎えてくれるのが、仲間っていいなあって思いました。初めての水遊びもおにいちゃんが教えてくれたし、美味しいご馳走だって、追いかけっこしたり、木登りだって、魚のとり方だって、そんな楽しい日々を過ごしたのに、くまのおにいちゃんとわかれなければならないなんて・・・・・ 大人になったおにいちゃんの自立を喜んであげないといけないのに、私が寂しくなってしまいました。「新しい春を迎える為に、新しい寝床を捜すんだよ」と・・・・
おにいちゃんくまに、「また会えるよ。来年の春、森で」やっぱり、私も弟くまより涙もろいかも知れないと思いました。新しい命の誕生にもと思っても年のせいか涙もろくなりました。