「自分に才能があると思ったことは一度もありません。」
今も口ぐせのようにそういうのが、大リーガーの松井秀喜選手。
この本は、世界一を達成&ワールドシリーズMVP獲得までを
つづった初の児童書。
松井選手の一貫した姿勢が描かれていた。
「どんなに追い込まれても、決して最後まであきめない」。
松井選手は冒頭の言葉に続ける。
「才能だけでいえば、日本にもアメリカにも、ボクよりすごい選手
がいっぱいいます。そんな中で、ここまでやってこられたのは、コ
ツコツ練習を積み重ねてきた結果だと思うんです。」
「あきらめない心」で、
全国の子どもたちが「夢の頂点」を目指して、
一歩でも二歩でも近づいていってくれることを願っている。
子どもたちの夏休みの読書に、お薦めの一冊です。