この本は、私が大好きな本の一つです。
親が子どもを思うのと同じように木は「ぼうや」を愛します。
「ぼうや」がちびっこだった時、木とたくさん遊び、枝に登りリンゴを食べました。
大きくなり、なかなか来なくなった「ぼうや」が久しぶりに来たので木は嬉しくて「前のように遊んでもらおう」とします。しかし、おおきくなった「ぼうや」はお金が欲しい・家が欲しい・船が欲しいと求めるものばかり。
木は自分の枝を切られて家にされても・幹を船に使われても「ぼうや」の為になることが嬉しかった。
最後は切り株になるのですが、何もあげる事ができないと言う木と静かに座る事が出来る場所を求める「ぼうや」。
精一杯背伸びをし、座ってもらう木。
とても大きな愛を感じる本です♪