可愛い絵だな〜〜〜♪
ふ〜ん、へぇ〜〜、えっ、ちょっとちょっと〜これは軽く読み流せない。
とっても哲学的かも、と思いしっかり読み直しました。
ぽつんとスイレンの花が咲く小さな池に、かあさんあひると6羽の子どもが一緒に暮らしていました。
が、つとおかあさんが思い立ち、子どもたちを連れ旅に出ます。
ここで、子どもたちへ見聞を広めさせようとしてのことか、おかあさんの“脱日常”と見るか分かれるところ。
さあ、旅は始まりますが、子どもたちが一羽一羽居心地の良い場所に出会い、お母さんに別れを告げます。
この時のおかあさんの返答が、どれもそっけない感じで驚きです。
子どもたちが生きていく場所(道)を見つけたら、これくらい潔く祝福し別れたいものですが、なかなかできる自信がありません(笑)。
しかし、読み直してみると、どの子どもにかけている言葉もその子にとって、もっとも的確な言葉とも思えます。
ついにおかあさん一羽が落ち着く先も決まりますが、その時の彼女の心境も本音と思いました。
この後の、喜ばしい光景にグッと来ます。
そしてラストなのですが、自分の人生の終盤を自覚しているのか、終の棲家として選んだのは、・・・。
大人向けの絵本かな?
お母さんお父さん読んでみてください。