村上さんと長谷川さんの楽しい児童書のシリーズです。
毎回毎回季節に合わせて、本来ならしゃべったり動いたりできない身近な生活品が動き出して、短い間ですが主人公たちと生活を共にします。
動いたりしゃべったりすることで、その『もの』たちが普段どんな思いでいるのか見えてきて面白いです。
今回の《あきやすみ》については炊飯器が動き出すわけですが、
なんでかな〜と、思ったら「運動会」のおべんとうに関係していたんですね〜。
関西ならではのポップな(というかボケとツッコミみたいな)リズム感のあるテンポのいい会話が楽しいです。
5,6歳くらいから小学校中学年くらいのお子さんたちにお薦めします。