なぜ、今まで出会わなかったんでしょう!
表紙絵には覚えがありますが、子どもの頃は読まなかったです。(残念)
日本での初版は1969年、かなり古いですね!やっぱり図書館選定図書になってます。
児童書というより、絵の多い童話に近いので、本の好きなお子さんなら4,5歳からでも十分読めると思います。
(やや長めのお話なので、大人が読んであげてもいいと思います)
「小さな木」が、今までの木は歩こうとしなかっただけで、木だって歩けるんじゃないかと、こっそり「根」を動かす練習を重ねて、歩き出すまでの過程が、個人的には一番面白かったです。
とても《深い》いい作品なので、たくさんの子どもたちに(ブック・トークなどで)紹介していきたいと思います。