あんまり、まっくろすぎて、きれいな兄さんたちから、きらわれるネリノ。だから、ひとりさみしく、悲しむネリノ。そして、悩むネリノ。
ある日、兄さんたちが、あまりにもきれいなので、つかまってしまいます。どうしよう。・・・ネリノは、気づきます。自分の黒色を生かして、闇に紛れて、兄さんたちを助けます。
それから、兄さんたちは、ネリノと一緒に仲良く遊んでくれるようになりました。
「よかったね、ネリノ。」ネリノは、自分に自信がつきました。兄さんたちは、ネリノの勇気とやさしさに気づきました。仲良くなれて、よかったね。
娘は、とても気に入ったようです。「もう一回」コールがありました。「絵本を買って」コールもありました。
私個人的には、黒がベースな分、心が重くなりそうです。もう少し、じっくりと読み込まないと、この絵本の良さがわからないかしら。