ひとりの男の子の成長を見せてくれる絵本でした。
小さな頃って、1人1人ホントにこだわりが色々あって、常に「毛布」を持っていたい子もいれば、指をしゃぶっていないと安心できない子がいたり、寝るときは必ずお母さんの耳を触りたいことか、それぞれかわいらしいくせがあったりしますよね。
この絵本の主人公「ベンジ―」も、小さいころから離せない毛布があって、もう、体の一部みたいに常に持ち歩いているんですけど、
ほんの少しづつ少しづつ変化が見えてきます。
この絵本を書いた人は「母親」の目線で描かれているな〜と、とても感じました。
3,4歳くらいから、6,7歳くらいのお子さんにいかがでしょうか?
特に自分の「特別(ベンジ―の毛布みたいなもの)」があるお子さんには、すごくお薦めします。