お兄ちゃんって、本当にたいへん。
やっと作った積み木だって、弟にこわされちゃうしさ。
そうか、アンディ、おまえがイヌだったら、きっと、もっと可愛がってやるよ!!ほら、こんな風にね。
我慢したり、叱られたり、つらいお兄ちゃんの気持ちを、ちょっと大げさに表している、とてもユニークな絵本です。
イヌなら、オムツしなくてもいいし、お風呂なんて入らなくてもシャワーだけでいいんだよ・・・
な〜んて、魅力的で快適な?イヌの生活を薦めるお兄ちゃんは、少しいじわる。
でも、弟のアンディは、いつもにこにこ。
どんな目にあっても、おにいちゃんに付いていく。
やっと静かになった部屋で、思いっきり遊ぼうとするけど、弟がいないと、ちょっと調子が狂う。
だからお兄ちゃん、いっしょに遊んでね。
だって、お兄ちゃんのこと、大好きなんだもん。
そんなやり取りが聞こえてきそうな絵本です。
気持ちは分かるけど、「ぼくはもっと可愛がるよ!」と、我が家の7歳の長男は言っていました。
二人の妹のお世話、いつもお疲れ様、お兄ちゃん!!