中学生の朝読用に用意した本です。
題名からしてインパクトがありました。
中身はわりと今風の中高生向けのお話でした。
素性のはっきりしない父を持つリュウセイ。リュウセイが心ひそかに惚れている春は、母同士が学生時代から仲良しで付合いの長い「ハル」。
この二人の家族や部活や友情、それにちょっぴり恋愛を含んだ、等身大の子どもたち(中高生)の物語でした。
特に笑ってしまったシーンが、竜巻に町が襲われたあたり。
大変な事態に陥っているのに、キワばあちゃんが可愛かった。
挿絵も要所要所にあり、字の大きさや文章のレイアウトも見やすかったです。
ホントの端役の登場人物まで、細かく設定してあるみたいで、色々笑えました。