小学校や中学校を卒業する人たちへ送りたい本だなと思いました。これから、たくさんの状況や場面に遭遇することになっても、希望や可能性は決してなくならないことを優しく説いてくれている本でした。
必ず、
きょうもあしたも あなたはたくさんのドアをあけていく
そのむこうに たくさんの 〇〇〇〇がまっている
あなたはどんなひとになり どこへいくのだろう
どうやって こたえをみつけていくのだろう
という文章で始まる展開が、大変ここちよいリズムを醸し出していて安心感を覚えます。そんな、なかがわちひろさんの訳がうまいなと感心してしまいました。そして、SO MANY DAYSという題名らしい原文を是非読んでみたいなと思いました。