今までだって、どうしたら虫歯になるかとか、虫歯の怖さなんて、何度も私だって子供に話して聞かせていたのです。
でも、三歳だった息子は、今ひとつその恐ろしさをわかっていないのか、度々歯磨きを怠るし、その磨き方も実にいい加減でした。
そんな時、この本を読んだのです。
流石に、加古さんの絵本は、とてもわかりやすく、面白いので、子供たちもじーっと聞き入っておりました。と、思ったら、息子が話の途中なのにダッシュでどこかに行ってしまい、なーんだ飽きちゃったのか、と思ったら・・・なんと青い顔をして戻ってきて、
「ママ、歯磨いて!!」
と、歯ブラシを握りしめながら、必死の形相で懇願するではないですか!
そうです。
食べかすは、歯を磨かずにそのままほっておくと黴菌になり、黴菌は酸になり、酸は歯を溶かす。
このページを読み終わると同時に、心当たりのある息子は、大いに焦ったのです。本当に効果てき面でした。
今まで、あんなに言ってもあまり反応しなかった息子が、毎日積極的に歯磨きするようになったのです。
加古さんに感謝です。
本当に、小さい子供にもわかりやすく説明されているので、歯磨きしない子にお困りの方、是非読んでみてください。