子どもの頃、少し変わった名前の子が2人いました。
1人は「可愛い名前でしょ!?」と自分で自慢するほど。
もう1人は、強い強いコンプレックスを抱えるほど・・・。
努力して変わるものでもないし、親が名付けたのですから自分の責任でもない、
やり場のない思いを持て余していました。
クラス替えや進学の後、自己紹介するのが強いストレスだったようです。
あの子と一緒だなぁ・・・だから絵本の2人の悩みが少しだけ分かるなぁ・・・
“仲間”がいれば、あの子も楽になれたのかなぁ・・・
と、ちょっとホロ苦い思いで読みました。
名前は、親からの最初のプレゼントですから、
凝り過ぎたり読めなかったりブっ飛んでいたり、
理由は何にせよ子どものストレスになるなんて悲しい事です。
でも、コンプレックスを共有して、2人ならそれを撥ね飛ばすくらい強くなる、
素敵な友情のお話だと思いました^^