縦長の絵本。
高い高い空の上。 なんだかとっても引き込まれます。
昔話に出てくるそのまんまの雷さま。
だからかすんなり娘はお話の中へと入っていきました。
読んでいくうちに自分のお臍のあたりを服の上から抑えている娘の姿に気がつき、思わず母はふふふ・・ってニコニコしてしまいます。
「力が入らなくなったら困るから」
なんて お風呂から上がったともすぐに服を着るようになりました。
おへそを取られた人や牛たちがみんな おなかを出しているのがとっても印象に残ったんでしょうね♪
我が家の近所に五重塔もあるお寺さんがあります。
幼稚園に行く時帰る時、必ず目に入るのですが、その時娘がしみじみ言うのです。
「雷さんが 降りてこないように やりをお屋根にたててるんやね」
「おしょうさんがいるから うちは大丈夫やんね」
そうね・・
なんて答えながら母はなんだかいつも嬉しくってニッコリしてしまいます。
娘がおとなになっても きっとこの塔を見るたびに この絵本をおもいだすのかな・・なんて。
孫にも話してやるのかな・・なんて気の早いことを想像してニッコリ笑ってしまう母でした。