押入れに隠れたまーくんが、ハラハラドキドキ、一喜一憂しながら集まってきた家族の話を聞いているときの表情が、子ども心を上手く表現していて微笑ましいです。
まーくんにおしおきしなきゃと言っていたママも、ここぞとばかりに一緒に怒っていた妹も、二人の話をきいて納得していたパパも、わざとじゃないだろうからと助け舟をだしてくれたおばあちゃんの一言がきっかけで、最後は、みんなまーくんがだいすきということで笑顔になります。
家にいたのが、ママだけじゃなくて、よかったね。まーくん!と、家族のよさを実感した絵本でもありました。