主人公の女の子、たまちゃんはぶたを見つける名人らしいのです。でも、そのぶた達は夢のない人には見えないんですって。
作品は「すなぶた」「たまごぶた」「はみがきぶた」に分かれています。
砂場で出てきたすなぶたは、砂ダンゴを食べて大きくなり、たまちゃんとシーソーします。
たまちゃんが卵焼きを作ろうとして卵を割ると全部たまごぶたになってしまうたまごぶた。
この話はちょっと、よくあるーって、パターンでした。
私が一番面白いと思ったはみがきぶたは、たまちゃんが歯磨くしようとチューブを押すと、出てきたのは歯磨きぶたで、たまちゃんがやるよりずっと丁寧に、歯を磨いてくれるという話。
「はれときどきぶた」は有名な作品ですが、まだ読んでいないので、手始めにこれを借りてみました。
8歳児も結構気に入り、何度も読み替えしていました。