「ちいさなきいろいかさ」のもりひさし・にしまきかやこコンビの絵本です。前作は有名で、子どもの頃から知っていたのですが、こちらは、カバーの広告を見て初めて知りました。
水色は私の一番好きな色ということもあって、どんなお話なのかな〜と思っていたら、図書館にあったので借りてみました。
こうちゃん(にしまきかやこさんの描く男の子って珍しいんじゃないかしら?「はけたよ はけたよ」の男の子くらいしか知りません。)は、雨がきらい。ながぐつもきらい。ちょっと引っ込み思案の男の子みたいです。(そうそう、絵本の主役だって、いつも元気な明るい子ばかりじゃつまらないよね!)
ようちえんから帰るのも、いつもびりっかす。
のんびりしてたら、あれ〜誰かながぐつまちがえてひとつはいてっちゃったみたい。
仕方がないので、みずいろとあかのながぐつ片方ずつはいて・・・。
小さな子の日常をさりげなくかいた、シンプルなお話で、少し物足りないかもしれません(私も最初はそう思いました。)が、次女がとても気に入り(いろんな色のながぐつをはいてる子がいて、色に興味のある次女には楽しいらしいのです。)何度も読むうちに、なかなかいいなあと、感じてきました。