背中に落ちてきた卵からうまれた小鳥を一生懸命お世話して育てるひつじ。
その様子がとてもユーモラスに描かれていて、楽しく微笑ましいのですが、成長した鳥が飛んでいって、ちょっと切ない別れのシーンもあり、息子も「あーあ・・・」とちょっと残念そうに、ひつじと小鳥の別れに寂しそうな表情をしながら読んでいました。
でも、そのあとひつじには新しい卵との出会いがあり・・・
そのオチにもまた笑えて、最後はまた楽しい気分で読み終わります。
文章も少な目で、とてもシンプルな内容ですが、
出会いと別れ、そして、小さな命を大切に育てる気持ち、いろんなことがつまっている絵本です。