原作を先に読んでいて、家の中のものたちが眠りについていく様子が韻を踏んだ単語でゆっくりと静かに表現されているところが大好きな絵本でした。あまりにも何度も読んでいたので、日本語版も気になって読んでみたのですが、この絵本は訳してしまうと魅力が半減してしまいますね。
原作の英単語は簡単なものしか出てこないので小さな子でも親しみやすく、韻を踏みながら単語も覚えていましたが、日本語版は「?」という感じで一度読んでおしまいになってしまいました。
ただ、この絵本の持つ雰囲気が私は好きなので、日本語版もこういうものだと思って読むのもいいかと思いますが、ぜひ原作も併せて読んでもらいたいなと思います。