寝る時に、電車を枕元に置いて寝るくらい電車好きの男の子が体験した不思議なお話です。
ある晩、ふと目を覚ますと大事な電車がなくなっていて、捜しているうちに、不思議な世界へ・・・。僕の電車が、本物の電車になっていて、なんと電車の運転手になるのです。
もう、読んでいて、私まで引き込まれて、まるで自分が運転するような気持ちになって、ドキドキしてしまいます。
これって電車好きの子供にとっては、本当に夢ですよね。
おまけに、途中の動物園前の駅でたくさんの動物達が乗って来て、海水浴に行くというのです。これまた、ワクワクしてきます。
途中で、ライオンがおしっこしたいので止めてと言ったり、トラックが立ち往生するアクシデントがあったりして、笑いあり、冷や汗ありの冒険物語です。
電車好きでない我が家の子供達も、すごく楽しめました。
冒険あり、ファンタジーありで、女の子にも男の子にもすごく面白いと思います。