読み終わった後、一つの映画を見たような感じを受ける絵本です。
私とかあさんとおばあちゃん、女3人の家族。
火事で、なにもかも焼けてしまって、家族が助け合っている様子が伝わってきます。
女の子は、大きなビンいっぱいにお金を貯めて、世界一素敵な椅子を買うという目標があります。
仕事で疲れた母さんを休ませるために。
おばあちゃんが鼻歌を歌いながら、料理ができるように。
願いどおりの椅子を手に入れたとき、こっちまでうれしくなりました。
母さんと一緒に椅子に座って、眠ってしまった女の子をみて、小さな幸せを感じました。