おひさまパン。タイトルどうりの温かいストーリーでした。
寒い寒い町、お日様が出てこなくて雪が降っている町はどんより。
どんよりしている中にも、美しい街並み。
お家の中には、お天気のせいか不機嫌な面々が。
ご機嫌斜めの顔もなお繊細に描かれています。
言葉づかいがすこし普段の言葉ではないのですが
これがまた印象的で、御伽噺のようです。
うちの娘はこういう古臭かったり、まどろっこしい独特の言い回しが
かえって好きなようです。(なぜだかはわかりませんが)
お日様が出てきたバンの街中のみんなの安らかな寝顔、
地球上で喜ぶみんなの様子の絵がとてもいいです!
裏表紙につくり方がのっていて、親子で週末チャレンジしようかな、なんて。