CMやTVなどでたくさん取り上げられてとても有名なこの一冊ですが、私も最初自分の為に買った一冊でした。
子供にはまだ早いかなと思っていたのですが、本棚から見つけてきてかわいい絵に引かれたのか、読んでーといいました。
あまりにせつないお話に娘はじっと真面目な顔で聞いていましたが、やはり途中から涙顔になりました。
「わすれられないおくりもの」同様、死と向き合う絵本はなかなか難しいですが、絵本だからこそ、普段話せない内容でも親子で向き合って話すことができるのではないでしょうか?
残された人々がどう生きていくか。
死は終わりではなく、大切なものは残された人の心にある。
そんなことをふんわりと子供心のなかにも残してくれるのではないかと思います。
お話がわかりはじめた少し大きい子供さんに、親子でゆっくりと一緒に読んでもらいたい絵本だと思います。