表紙を見れば こわれたおもちゃが、イスにすわってる 「おや、まあ
かわいそう・・」おもちゃの病院の待合室の様子が 言葉は短いけれどうまい 表現の絵本です
一番始めに 出てきたのは てんとうむし お次は ぺんぎん カッターン カッターン・・・・
治してもらったぺんぎんは カッタン カッタン! 音の変化がおもしろく 待合室で待っているおもちゃの不安げな様子が 見事に表現されているのです。
ゴロン、ギギギ・・・・、アヒルのおもちゃは 車輪が一つないの
3人になった 益々不安で暗い待合室
鼻の折れた ピノキオは一人になるとかわいそうに 涙をこぼして・・・寂しさが 本当に分かるのです。
病室の中へ 「やさしそうなせんせいでよかった・・・・」「こんにちは せんせい。」(やっと 元気になれたね) なんと 優しそうな 先生 道具は 工具ですね(おもちゃのお医者さん 大事ですよね)
物を大事にする この絵本の大事な メッセージが こんなに上手く表現できるなんて 良いですね!
タイトルも余韻があって うまいです。