表紙の絵を見たとき、「猿の惑星?」と思ってしまいました。
この絵本は白黒で描かれていて、とてもシンプルな作りになっていますが、その辺の仕掛け絵本よりも驚く絵本ではないかと思います。
この絵本を見ているうちにオールズバーグの作品て、長い映画をカットして、とっても伝えたいシーンだけを写真のように取り出し、またお話の順番につなぎなおしたような印象を受けました。
ジュマンジ”って、日本でいうところの人生ゲームみたいなゲームだと思います。
故人的に一番面白かったシーンは「案内人が道に迷った」というシーン
、地図を開いて、オモチャの家に座りこけている《案内人》の後ろ姿が何とも言えず、その体の太さも、この《案内人》の人生を物語っていそうで笑えました。
このお話では幸いにゲームに勝利し、終了させるとこができましたが、もしもこんなゲームがあったら、(自分が子どもだったら)やってみたいと思うかしら?後あとまで、印象深いすごい作品でした。