いろんな色が文字通り溢れてたいへんなことに、
そして一匹のミミズの大活躍で怒涛の解決。
解決というか、一度世界を滅ぼして再生という凄まじさ。
ミミズのうんちで一色に染まった世界。
それさえもカラフルで一種の眩暈を感じますが、
そこからさらに生まれ出る多くの生命は神々しくもあります。
公害だの原発ゴミだの、
いろいろ思い当たる事象が脳裏に浮かびはしますが、
それでも、
生命への賛美や小さなボランティア活動等への
暖かいまなざしのほうが勝って、素敵な作品になってると思います。
子供のほうは素直に色の洪水と怒涛の展開を楽しめるし、
大人も先述のプラスアルファをそれぞれに楽しめて、良いです。