ずいぶん前にお友達のブログで知った絵本ですがなかなか読めずにいました。
運良く借りられて読んだら 娘がハマるハマる!
面白いように笑い転げて読んでいます。
スズキコージ氏の絵本はあんまり読んだことがない娘。
エンソくん・・・とその他数冊くらいでしょうか。
ちょっとアクの強いような絵柄(ファンの方すみません)に抵抗があるのでは?と思った私。
全くの杞憂というヤツでした^^;
【すうじさがし かぞえうた】【いーいーいー かぞえうた】【ひのたま かぞえうた】
【ききたい かぞえうた】【へんなひと かぞえうた】【すいぞくかん かぞえうた】
など6つの章に分かれていて一風変わった数え歌が繰り広げられていて度肝を抜かれます。
一番凄かったのは【へんなひとかぞえうた】
いちくん いちごの たねだけ たべた
にーくん にぼしの かばやき たべた
さんくん・・・よんくん・・・ごーくん・・・と続き
じゅうくんまで お腹がよじれそうなほどの“へんなひと”ぶりが描かれています。
一番驚いたのは“きゅうくん”です。
これは是非実際に絵本を読んで驚いてください・笑
思わず「ゲーっ」って言ってしまうかもしれませんが
私にはすごくツボでした〜( ̄ー ̄)
いつものスズキコージ氏のイラストに加えて【ひのたまかぞえうた】と【へんなひとかぞえうた】では切り絵を披露してくれていてとてもメリハリがあって楽しみました。
あ、表紙絵も切り絵でしたね。
切り絵でもスズキ氏の世界観そのものが生き生きとしていますね。
それにしてもこの絵本で岸田衿子さんの印象がガラリと変った絵本でした。