ロシアの作家による、歯みがき推奨作品です。
こぐまのボリスは歯みがきが大嫌いなのですね。
両親に言われても、磨いているふりをしたりしてさぼるところなど、
子どもたちも共感どころでしょうか。
ある夜、突如として、ボリスの歯が無くなりますが、
歯みがきしなくてもいいや、という発想に笑ってしまいました。
もちろん、友だちからの指摘で、歯の大切さを痛感しますが、
なかなか説得力があります。
むし歯を出さずに、歯みがき推奨する力量に拍手です。
やや古風な絵で地味ですが、安心感があってキュートです。
幼稚園児くらいからでしょうか。