小学三年生の朝の読み聞かせで読みました。
前から、おすすめの絵本として紹介されていたのですが、ずっと手に取らずにきてしまいました。
でも、最近になって、昔話の魅力を少しずつ知る機会があり、日本に限らず世界のものにもその発見があることがわかって、子どもたちにも伝えていかなければという気持ちにようやくなってきました。
世界の昔話には、各国独特の文化や習慣がありつつも、長く受け継がれたお話ならではの共通した魅力があると思います。
このお話でいうならば、小さくて力のない、でも優しい心の持ち主が、大きくて心のけがれたものに立ち向かい、悪をたおすといったところでしょうか。わかりやすい話の展開と勇気づけられる結末が、これまでにたくさんの人々の心を惹きつけ、長きにわたり語り伝えられてきた要因だと思います。
また、このお話で印象的だったのは、あくまという存在が、決して人間にとってこわい存在ではないということです。リトアニアでは、人間となかよく共存しているものと位置づけられているのでしょうか。それは、すてきな関係だなと思いました。