コッコさんはどうしてかかしを作ったのでしょう。
たまたま作ったた、上手に出来たから、たんぼに置いてもらいたいと思ったのかな?
それとも、コッコさんはお米が大好きだからでしょうか?
こちらのお祭りで、かかし祭りがあります。
みなさん、工夫して立派なかかしを作られていて、感動します。
どんな天候でも、じっと耐えて立っているかかし。
不平不満も言わず、威張らず、ひたすらに田んぼを守っています。
日本人の我慢強さ、奥ゆかしさの象徴のように思えます。
そのかかしを心配するコッコさんの優しさがしみてきます。
こんな素朴な子どもが、本来の子どもの姿でしょうね。
お米を大切に食べる気持ちも持てる絵本だと思います。