風邪で熱を出したリスのぼうやのために、夜中の往診も医者の役目だと出かけていくねずみのお医者さん。責任感が強い熱心なお医者さんかと思いきや・・・
奥さんの心配通りに途中で動けなくなり、「電話で断ればよかった」ですって。そして冬眠中のカエルの家に上がり込んで休んでいるうちに、朝まで寝てしまうなんて!!けっこういい加減なお医者さんなんですね。
こんな事なら、リスのお母さんに電話で指示をしてあげた方がよかったのになぁ。でも、リスのぼうやはたいしたことなく、元気になっていたのでよかったです。いや、その程度なら大雪の夜に医者を呼ぶ必要はなかったのでは?
これが現実だったら、医者のあり方・患者のあり方ともにちょっと問題ありですが、そこは絵本の世界。フフッと笑えてかわいらしかったです。