おしっこを漏らすから「シッコさん」と呼ばれているきくちさんと主人公のゆいこの友情の芽生えを描いたお話です。
‘ちっともすきじゃなかったのに、
すきになったのはなんでかなあ・・・・‘
そう友達になるって、好きになるって不思議だなあ〜。
私も主人公と同じような経験があります。
小3の冬、帰りの会の最中にトイレに行きたくなったけれど、動けない・・
先生が「起立!」って言うから、頑張って立ち上がったら、駄目だった。やってしまいました。恥ずかしくて、机の横で水たまりを隠しながらみんなにバイバイをして、最後に残ったのはワカコちゃん。一緒に帰る約束をしていたから、待っていてくれた。水たまりに気付いて、「どうしたの?」って聞いた。「習字道具の水が漏れた」と私は答えたけれど、すぐにウソとばれた。けど、だまって一緒に掃除してくれた。「二人の秘密にしよう」っていってくれて、ちょっと笑った。
帰り道にどうやったらおしっこが長く我慢できるかについて話し合ったりして。その子はずっと仲がよかったんだけど、その翌年引っ越してしまった。ワカコチャン今頃どこかで元気にしているかな。思い出したら会いたくなってしまいました。
ともだちって素敵だな・・