自分のやった悪戯や、失敗を人のせいにしてしまう、ちょっと最近嘘をつくことを覚えてしまった子供に読んであげると、とってもよいです。
日本の昔話だと、嘘つきは最後に懲らしめられるところですが、子の絵本は、優しい気持ちで反省できるところが、とってもよいですね。
なんでも、お気に入りのぬいぐるみのブルーカンガルーのせいにしていたリリー。
あんまり嘘ばかりついて、人のせいにしていたので、とうとうお母さんに怒られてしまいます。
そんなリリーに、救いの手を差し伸べてくれたのは、いつも罪をなすりつけられていたブルーカンガルー本人でした。
ぬいぐるみの優しさに、ジーンときてしまいました。