なもない小さなむしだったちびむしくんが、おおきなまるはなちくん
に憧れて、「ぼくも まるばちになって、おしりにはりをもちたいな」
と、思いました。グリーピーおじいさんと、くものホンチさんの協力
を得て、美しい銀の羽ねは、手に入れたのですが、「ぼく、おしり
に、はりがないんだ。」と、気が付いたのです。「君は、最初から
はりを持つ生き物じゃあないんだよ。」と、言われ、まるはなばち
じゃあないんだと言われ、名前をつけてあげようと、そして、くも
のホンチは、一番星からあかりをわけてもらい、そのあかりを
ちびむしくんのおしりにつけ、「ほんわかほたる」と、名づけて
もらいました。どこへ飛んで行っても、ちびむしくんのおしりの
あかりは、夜空に明るくほんわかと、煌くのでした。
ほたるのひかりって、幻想的で魅力いっぱいですね!