ノラのシリーズですが、こちらはひつじのベンジ―の方が主人公っぽいお話です。
ストーリーの展開を考えると、ノラ1人が主人公の時より、ベンジ―がお話にのさばってきたシリーズ後半の方が、どちらかというとテンポがよくて楽しいです。
おとぼけもので、好奇心旺盛なベンジ―が、私はとっても好きです。
今回のお話は、表紙絵でノラがベンジ―の背中につかまって空を飛んでいるように見えたので、
てっきりそういうファンタジックな夢物語的なものを想像していたのに、わりと地に足のついた低年齢の子どもたちによくある出来事であったので、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
(期待して想像していた内容とは全然感じが違いました)
でも、ベンジ―は面白いです。
動物好きのお子さんにはぜひ読んでもらいたいです。