誰かの大事なものを預かっているとき、大事に大事にと細心の
注意を払っているにも関わらず、汚してしまった・・・。
そんな経験がある人は多いと思います。
だから、あなぐまさんの申し訳ない気持ちが痛いほど伝わって
くるのです。
どうすればいい?
誰でもまず考えるでしょう。
言い訳をする?なんとか償う?謝る?
あなぐまさんはできる限りの償いをして、そして正直に謝ると
いう、一番誠意のある行動をしました。
そんなあなぐまさんに拍手です。
そして、それに対するライオンさんの心の大きさにも心から拍手です。
正直に一生懸命頑張ることの大切さ。
そして、本当に強い人は他人を許す心を持っている人だという
こと。
そんな大事なことを教えてくれた絵本でした。