「ぐりとぐら」でなじみのある絵で、やさしいタッチの絵が読んでいてとても心地良い本です。
お話が進んで行くと、どうなっちゃうの?という好奇心が掻き立てられます。最後は私にとって想像を覆す結末でした。
1歳の娘に読んでいますが、長いお話にも関わらずじっと話を聞いています。何もないところからお家が出てきて、その家が成長するにつれて新たな住人が仲間入りしていくところが面白いのだと思います。
きつねが意地悪をして最後にしっぺ返しを受けるという結末には、1歳の娘には伝え切れない教訓めいたものがあって、大人が読んでも面白いと思います。
娘が2歳、3歳、4歳…と成長する中で、この本を読んでどんな反応を示すのか、それを変化させていくのか興味深いものがあります。