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クリスマスのものがたり」 きよりん@絵本とパン焼きの好きな寮母さんの声

クリスマスのものがたり 作・絵:フェリクス・ホフマン
訳:生野 幸吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1975年10月
ISBN:9784834004557
評価スコア 4.75
評価ランキング 852
みんなの声 総数 15
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  • マリアさんが美しいの

    クリスマスの絵本って何百冊もあるけれど、
    わたしはこのホフマンの「クリスマスのものがたり」が大好き。
    ホフマンは絵本をお子様やお孫さんに書いておられて、これは最後の絵本なんだそうです。
    また、ステンドグラスの名作も残ってることを聞くと、なんだかきれいな絵本だな〜、いやし系だなあ、とうっとりしたりして。。

    わたしは、特にホフマンのマリアにとても魅力を感じています。
    天使から、受胎告知をされる乙女から、
    赤ちゃんを産んだ母へ、きれいにやさしく描かれているんです。

    赤ちゃんを支える手のさりげないこと!
    そして一番感動するところは、
    出産後と、羊飼いが尋ねて来る時、マリアは横になっていること!!
    こんなマリアが寝ている場面はホフマンしか見当たりません。お母さんが安静にしていること、愛情深く観察していなければ、到底わからないことです。。

    わたしは毎年、この絵本を子ども達に読み聞かせしています。
    ね〜、こうしてクリスマスは始まったのよ〜って。

    クリスマスってどんな物語だったか、キリストの生誕、原点を知りたい人に最適ですね。聖書の話を忠実に描いてある点でお勧めは太鼓判です!

    投稿日:2006/11/11

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