「きらい」なわけを、嫌いなものたちが口にする絵本です。
例えば、傘は、雨の日のお出かけが嫌い。
何故って、知らない傘立てに入れられて、他の傘たちのぬれたからだに当りたくないから。
すいかは、フルーツキャンディーが嫌い。わけは、赤いフルーツキャンディーにも、緑のフルーツキャンディにも、「すいか」がないから。(ここでは概略で書いてますけど、絵本の本文を読むと、この、すいかの愚痴にも似た文章が、とても面白いんですよ)
他にも、いかはたこが嫌いだとか、わらびはワラビ−が嫌いとか。
その嫌いなわけが、すごくストレートで、面白いです。
ぜひ、読んでみてください。