正直なところ、あまりに写実的だから子どもは喜ばないのでは…と思っていました。
でも読んでみたら違うんです。
1歳前後の頃読んであげると、食べたことのあるくだもののページでは手を伸ばして「ん!ん!」と大興奮。
私が食べるまねをすると“ぱくぱく”と一緒にまねをするんです。
こんなに小さいのにもう“まね”ができるんだぁと感心してしまいました。
ある日、いつものように読んであげていたら、ページをめくって裏側を見て「ん?」と不思議そうな顔。
どうしたのかと思ったら、絵本の中に本物のくだものが入っていると思ったようで、めくったらなくなってしまったのが不思議だったみたい。
面白いですよね〜。
そのうち“これは絵なんだ”と理解できるようになっていきましたが、お話ができるようになると今度は、
「すいかの種は出してね」「この前ガリッて噛んじゃったよね」
「栗はとげとげして痛いんだよね」
なんて会話がはずんで、また違った楽しみ方ができました。
おすすめです。