小さい頃自分も読んでいた絵本、子供にもぜひ読ませたいと思っていた本です。自分自身、ストーリーをけっこう忘れていて、ああ、そうだった、そうだった、と懐かしく読み返しました。特に、レンガを焼いて保育園やホールなどを建てたページは、そうだよこれこれ!と懐かしく思い出しました。また、にんじんぎらいな弟のために母がよく読んでいたような気がするなあ、と読み返すうちに子供時代が懐かしくフラッシュバックしました。
この絵本は、かこさとしワールドの最たるものかも!と思うほど、私自身は楽しめます。
子供たちも、ぶたの子供たちの名前を一生懸命まねして言ってみたり、適当にリズムをつけたにんじんばたけの歌に合わせて踊ったり、楽しみながら読んでいました。
嘘ついちゃいけないんだよ、にんじん食べると体にいいんだよ、労働は健康にもいいんだよ等等、笑いの中にも大事な人生訓!?が詰まっていて、子供を思う親の気持ちが今になってよくわかるような気がしました。