お友達になりたいのに、なかなか田舎の子供達と仲良くなれないトッコ。つい東京の自慢ばかりしてしまうのも、みんなの気を引きたい気持ちからなんですよね。子供って、そういう不器用なところがありますから。
でも、当然田舎の子供達はそういうトッコの態度が気に食わず、怖がって吊り橋を渡れないトッコに向かって、「悔しかったら吊り橋わたれ!」と対抗します。
子供にありがちな駆け引きですよね。
しかし、かすりの着物を着た不思議な男の子のおかげで、トッコは吊り橋を渡り、田舎の子供達とも楽しく遊べるようになります。
吊り橋を渡ってきたトッコを受け入れてくれた子供達、田舎の生活を楽しめるようになったトッコ、どちらも本当はとても良い子達なんです。