松谷みよ子監修 むかしむかしばなしシリーズの1巻目です。
化け物に、娘を泣き泣き捧げていた村人たちを、ある晩居合わせた坊さんが、機転を効かしてすくうお話。
アニメ「日本昔話」でも見たことがあるかも?!
さすが、松谷みよ子さんの語り口はすばらしく、すーっと昔話の中に引き込まれていきます。
さらに、赤坂三好さんの絵(版画かしら?それとも切り絵?)が、雰囲気を盛り上げます。
おどろおどろしい残酷なシーンもありますが、昔話もいいな〜、と強く感じた1冊です。
余談ですが、これも古本屋さんで100円でした〜。