絵が素敵です。とてもきれいだし、逆にやまんばのこわいさもひとしおでよく、感じがでています。心ひかれる絵です。
話を読むと、泣けてきます。
あやにしても双子のお兄ちゃんにしても小さいのにがまんして、
切なくなります。
親に対して許せない思いがこみ上げてきます。
でも、昔は、こうだったのでしょうか。
今のように恵まれた生活ではなく、食べ物に困り、兄弟も多くて、
自然、上の子は我慢を強いられてきたのかもしれません。
それがごくごく当たり前の感覚だったのでしょうか。
私にはわかりません。
ただ、自分の子には、もっと子供らしく自己主張をして、
けんかでもしてもらいたいです。
その上で、どんな形の我慢が必要かを学んで欲しいと思います。
「自己犠牲」はあまりよし!とはしたくないです。
でも、誰かの評価を期待するのではなく、自分で考えて納得して行動し、自分の心にたくさんの花を咲かせて欲しいとは思いました。
本当の「やさしさ」とは何か、
これから先も一緒に考えていきたいものです。